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ドイツに住んでいて良く聞かれること 「何故日本で働かないの?」

ドイツで仕事
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ドイツ企業に就職しています。

面接が当然あるわけですが、この質問は受けます。ドイツで就活をしようと考えていた時も、語学学校の人たちに聞かれることも。

同僚とか、たまに仕事先であった人にも聞かれます。

「何故日本で働かないの?」「何故ドイツにある日本企業で働かないの?」などと聞かれてきました。

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僕には合わない

これが一番の理由です。

朝早くから夜遅くまで働くのは向いていません。

↑ただの怠け者。

と思われるかもしれませんが・・・無理です。

ドイツでは、日本企業も沢山進出していて、日本と同じように日本人は日本企業で働いている様子がうかがえますが、僕には何度も言いますが無理。

自分の会社だったりしたら別かもしれませんが・・・。

日本人が日本企業で日本で働く

多分これは僕には無理でしょう。上記の理由により。

ドイツ企業での仕事を続けていくと、確実に日本企業からは遠ざかります。

「仕事以外やりたいことがない」とか「身を粉にして働く」が好きな方には向いていますが、僕とはかけ離れたところにいる存在です。

ドイツ企業や外資系の体質が合わない人や嫌いな人もいますが、ん~、もう絶対に日本以外で仕事が見つからない、と言うのでない限りは避けて通ると思います。

日本人がドイツで日本企業で働く

日本企業で働くドイツ人が近所に住んでいて話をしたりするのですが、彼はいつも「ドイツにある会社なのに、なぜ日本人はドイツ人と同じように働かないのか」とたまに言っています。

ドイツの会社と契約をして、日本のドイツ支社で働いている場合は、大抵はドイツ人と同じ契約内容だったりするために、有給休暇もドイツ人と同じぐらいの日数を貰えるようですが、企業によっては「日本人は有給取るなよ」というような見えない圧力があるようです。

また「契約時間以外はサービス残業にしろ」というようなことも良く聞きます。

日本からの駐在の方たちの話はするまでもありません。

会社によっては、ドイツ寄りの会社も当然存在します。

そういうところで働いている日本人も知っていますが、夏休みは2週間ぐらい携帯電話を切って静かに過ごせるようですし、契約時間をきっちり守って就業することが決められているようです。

ただ、働き始めないと分からないのが難点ですよね。

就業時間を守っている会社の人曰く「もう誰も辞めないから空きはここ数年ないよ」とのこと。まぁ、当然と言えば当然でしょうか。

日本人がドイツでドイツ企業で働く

いきなり「ドイツ語を会社内での共通語の会社」に就職したわけではありません。

最初のほうは「ドイツ語はまぁまぁできればいい。メインは日本語と英語」という企業を見つけました。

パソコンのテクニカル系のコールセンターだったのですが、ドイツ語も使用しますが会社内の基本的な共通語は英語。日本語のクライアント対応者が必要だったようで、応募したら採用されました。

この会社をはじめ、今まで就職したドイツ企業では、僕が日本人だからと変な圧力もないですし、サービス残業などもありませんでした。

「ただの同僚」「ただの部下」という感じで、「日本人」ということを意識しての付き合いはありませんでした。ほかの人たちと契約内容は多分同じですし、有給もシッカリ消化するように言われていました。

また、残業はどうしても必要なときに上司の許可を貰わない限りできませんでした。(2回ぐらいしか必要ありませんでしたが)

僕にとっては居心地はよかったです。

契約内容通りに働けば、あなたが何人であろうと気にしていない印象です。

僕には合っていました。そのため、その後ドイツ企業で働くようになりました。

今でもたまに求職情報を見ますが、日本語が母国語レベルの人を探している企業はあります。

日本語以外の能力も求められているところが多いですが、ドイツにいて日本企業から出たいと思っているのであれば、まずはトライしてみてはどうでしょう。

ドイツで日本企業を辞めたドイツ人

子供の友達のお父さん。日本語ペラペラ。彼とは日本語でしか喋りません。意思疎通は全く問題がなく、四字熟語とかオノマトペとかも完璧。考え方も少し日本より。

ですが、彼はドイツにある日本企業に就職後、すぐに別な会社を探し始めました。

日本が好きで、奥さんも日本人。言葉は完璧で文化も理解している彼。

ですが、日本語が分かり、文化を理解しているが故に、日本企業で働くのはストレスだったようです。

日本人が毎日文句を言いながら働くことに耐えられなかったようです。

「辞めたい」「疲れた」「ドイツ人すぐ帰るなぁ」などということを毎日聞くことにより、日本人や日本が嫌いになるぐらいのストレスを抱えてしまったようです。

ドイツ人が日本企業で働くのは問題ないことだと思っていましたが、日本語がわかるとまた別なのかもしれません。

最後に

僕としては、言語での苦労はありますが、「快適に仕事をしたい」「休みをシッカリもらって家族との時間を過ごしたい」というのが大きいです。

「稼いで家族を養うのが男の役目」というのを全く理解できないわけではないですが、僕に向いていません。

多分妻も僕にそれを求めていません。

ということで、「何故日本企業で働かないの?」という僕の答えでした。

チャンスがあれば、ドイツ企業に挑戦してみてはどうでしょうか。言語の面では嫌でも向上すると思います。

自分のスタイルに合ったところを見つけられるといいですね。

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