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ドイツで外国人として扱われない

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出張で使用したレンタカーを返しに行って、自分の車を止めている駐車場まで歩いている途中、オランダ人に声をかけられた。

クリスマスマーケットに行きたいらしく、道を聞かれました。

まぁ、道を聞かれるぐらいならいいのです。

でも、なぜ僕なんでしょうか?

僕の目の前には、明らかにどう見ても僕よりも「ドイツ人」という雰囲気の人が歩いている。

栗色の髪の毛、白い肌に背も高く鼻も高い。

それなのに、なぜその人をスルーして、どこからどうみても「ザ・アジア人」の僕に声をかけようと思ったのでしょうか、オランダ人のお姉さん。

たまに道を聞かれたりするんですよねぇ、不思議です。

「差別はよくない」と思いつつも、日本で道を尋ねる時にはわざわざ見た目が完全に外国人風の人には声をかけないと思うのですが、こちらの人はお構いなし。

それはそれでいいことだとは思うのですが、やはり育ってきた文化の違いなのでしょうか。

妻曰く、「歩いている雰囲気は地元の人っぽい」らしいです。そう考えると、声をかける相手は、見た目がどうのこうのよりも、「雰囲気が地元の人」になるんでしょうか。

それにしても、「雰囲気が地元の人」っていったいどういうことなのでしょうか。ただ普通に歩いているだけなのに。

「外国人扱いをしない」というドイツのやり方には特に異を唱える必要はないと思いますが、「外国人扱いをされない」となんだか少しだけ「外国人扱をしてほしい」なんて思ってしまいます。

はい。贅沢な悩みですよね。

ドイツにある日系の会社では、未だにドイツ人と日本人の仕事の仕方が違うようですが、僕がいるドイツの会社は全員同じ扱いです。

僕としては、日本の社会雰囲気が合わないと思って日本を出たので、居心地は悪くないのですが・・・。

逆に駅でチケットを買うときとか、外人局などの役所では「ドイツ語出来ます」というようなオーラで行きます。(笑)

少し遠回りなチケットを売られそうになったら、ドイツ語でまくしたてる。

外人局では最初からドイツ語でまくしたてる。

こうしないと、特に役所では悪い意味で「外国人扱い」をしてくるので。

そんなことを思いつつ、レンタカーを返却してクリスマスマーケットでソーセージを購入して食べながら帰った23日の出来事でした。

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