クリスマスマーケットを訪れるためにドイツに来る方も多いことでしょう。
JTBのクリスマスマーケットツアーでヨーロッパを巡る方もいれば、ご自身で車をレンタルして各地を走り回る方もいるかと思います。
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日本で運転免許証を取得し、ドイツで切り替えを行った場合、標識などを勉強しない場合もあると思います。そんな方にもおススメ!!
ドイツの交通標識をいくつか覚えておきましょう
ドイツで車の運転をするときには、いくつか道路標識を覚えておいて損はありません。
標識に書かれている言語はドイツ語。読めないと不安になることがあると思いますが、標識の意味をある程度知っていれば運転を楽しむことができることでしょう。
分かり切ったものも沢山あります。
見ればわかりますね。2車線が1車線になったり、カーブのお知らせだったりと、分かるものも多数。少し分かりづらいものをピックアップしてみました。
覚えておきたいドイツの道路標識 通常の道路編
空港でレンタカーを借り、ホテルまでの移動だけでも最初は不安です。空港から高速道路までにも既に標識が沢山。
空港によっては、高速道路にすぐにのれないところもあります。街中では当然、色々な標識を目にすることでしょう。
まずは、通常の道路標識を見てみましょう。
スピードリミット
「60㎞/hがこの道路の最高速度」という意味です。30㎞/hのところは数字が「30」になっています。学校の近くや住宅地では30㎞/hが多いです。
30㎞/hゾーン
上の標識のように、30㎞/h以下で走らないといけないところは「赤丸に30」とだけ表記されているところもありますが、↓のようなものもあります。
60㎞/hゾーン終了
60㎞/hで走っていて、この標識が見えたら、60㎞/hになる前の速度で走ることが可能です。例えば90㎞/hなど。
30㎞/hゾーン終了
進入禁止
Uターン禁止
道を間違えることもあると思います。この標識が見えたらUターン禁止の交差点です。
追い越し禁止
車・トラック・バイクなどなど、すべて禁止
自家用車禁止
歩行者
道路の右側に白いラインが引いてあり、この標識が立っている場合があります。歩行者に気を付けましょう。
右から来た人優先 信号のない交差点
基本、あなたの右側にいる人に優先権があります。信号のない交差点ではこのような標識が立っているところが多々。気を付けながら進入しましょう。右に車が見えたら止まる必要があります。
あなたが優先 信号のない交差点
同じ信号のない交差点でも、この標識が見えたら、あなたに優先権があります。住宅街の道路、一方通行の道路などでよく見かけます。
あなたが優先 信号のある交差点
信号のある交差点で、この標識を見ることがあると思います。
信号が正常に動いているときには無視してください。
ですが、信号が正常に動いていない時が多々あります。そのようなときには、この標識が見える人たちに優先権があります。
この標識がない場合には、必ず交差点進入前に停止して、左右から車が来ていないことを確認してから交差点に進入しましょう。
この標識は、信号のない交差点でも見かけます。その場合は、普通に交差点をまっすぐに走りましょう。
対向車線
片側1車線で工事等をしている場合、この標識を見ることがあると思います。
この場合、あなたに優先権があり、対向車はあなたが通り過ぎるのを待たないといけません。逆の場合は、対向車が通り過ぎるのを工事現場などの手前で待機して、通り過ぎるのを待ちましょう。
日本のように工事現場や道路工事のところに、道路整理をしている人はいません。標識を見て判断しましょう。
路肩駐車
縦列駐車が普通のドイツですが、道路を塞がないように、路肩駐車をする場合があります。この標識が見えたら、車の右半分は歩道に乗り上げた状態で駐車しましょう。
車全体が歩道に乗っている標識の場合、ご察知の通り、車全体を乗り上げて駐車する必要があります。
歩道と車道の間に木が植えられている場合があるのですが、木と木の間に駐車したり、幅広く歩道が作られている場合、歩道に普通に乗り上げて駐車をします。
迂回路
道路が何かの原因で閉鎖されている場合、大抵は迂回路が表示されています。「Umleitung」(ウムライトュング:迂回路)
すぐに「U+番号」が見えると思います。すべての迂回路には番号が振られているので、その番号を辿っていくと、最終的には本来進めば到着するはずの道路にたどり着けるはずです。
迂回路終了
迂回路を通り、本来の場所に戻るとこの標識があります。
路上駐車をするときには有料か無料かの確認を! 有料の場合
大きな都市の中心部では、路上駐車も含めて有料である場合がほとんどです。
交差点付近などにこのようなものが設置されている場合は、その道路での駐車は有料だと考えていいでしょう。大抵の場合、小銭を入れると時間が表示されます。例えば、今の時刻が「午後1時」。小銭を入れたら時刻表示が「1時半」と表示されます。入れる金額により時間が変わってきます。
大抵の場合、緑色のボタンを押して決定をします。お釣りは出てきません。アプリでの支払いも可能なところがあったり、カードでの支払いが可能なところもありますが、小銭を用意しておくのがベストだと思います。
ほとんどの場合、最長2時間と設定しているように思います。長時間駐車をすることが分かっている場合には、どこかのショッピングモールの駐車場やデパートの駐車場が屋根付きで安全だと思います。
また、ショッピングモールなどの駐車場での支払いはクレジットカードでも可能な場合が多かったりするので便利です。
路上駐車をするときには有料か無料かの確認を! 無料の場合
この標識があるところは無料で駐車をすることが可能です。
レンタカーの場合、大抵はこの標識と同じようなものが車の中にあります。駐車した時刻を矢印の下に持っていきましょう。
上の画像の場合だと「6時(18時)から駐車開始」という意味になります。
「1 Std.」と標識に書いてある場合は「1時間までの駐車が可能」
「2 Std.」と標識に書いてある場合は「2時間までの駐車が可能」
という意味です。
ドイツでは歩行者最優先
とにかく守るべきルールの一つは
歩行者最優先
です。
これは必ず頭に入れておきましょう。このサインのところは歩行者がいたら止まりましょう。
この標識のない交差点もありますが、交差点では歩行者優先(自転車含む)をおススメ。
白線の破線と実線
日本と同じだと思います。
白線の破線は、車線変更可能だったり、追い越し可能な道路の場合は追い越し可能。
白線の実践は、車線変更などはできません。
ドイツのレンタカーはマニュアル車がスタンダード
ドイツ(ヨーロッパ)で車のレンタルをするときに気を付けなければならない点が「MT車(マニュアル車)」で借りるのか「AT車(オートマチック車)」なのかという点。
「MT車」って何?という方もいると思います。日本だともうあまり見ませんし、レンタカーではオートマチック車が普通ですよね。
でも、ドイツでは違います。何も言わなければ「マニュアル車」が用意されてしまいます。
レンタカー会社によっては「AT車希望」は出せるが、保証はされていないところも。
長時間のフライトの後に、オートマチック車がないとわかったら、せっかくの楽しい旅行気分が落ちてしまいます。交渉も面倒。
最初から「オートマチック車」を確保しておくことをおススメします。
EasyRentCarsであれば、希望の日時を検索した後に、「AT車」にチェックをすると「AT車」のみの表示になるので、とても安心。
「AT車」「MT車」どちらでも構わない方は、そのまま予約へ。
少しだけ高くなりますが、「MT車では不安」というのであれば、「AT車」を確保しておきましょう。
最後に
ドイツの道路を走ることになったら、上記の標識はある程度頭に入れておくと落ち着いて走ることができると思います。
日本では見ることのない標識がいくつもあります。信号が停止している場合の標識は知っておくと本当に便利です。たまに信号停止している交差点があるので。
ホテルの場所や目的地によっては、交差点に信号がないところも多々あります。そのようなときに標識をある程度知っていれば問題にならずに、リラックスして運転できると思います。
せっかくのドイツ旅行。リラックスして快適なドライブを楽しんでください。
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