ドイツで仕事をするにあたって、履歴書を送らなければいけませんが、志望動機や履歴書のほかにも色々と送らないといけないものがあります。
基本的には、履歴書に書いてある成績や能力を証明する書類が必要となります。
僕の場合は、高校卒業から今までを履歴書に記入しているため、高校の卒業証明書と成績表(どちらも英語で発行されているもの)、大学の卒業証明書と成績表、その他検定などを受けたものの証明書です。
かなりの枚数になりますが、ドイツでは特に多くて困ることはありません。
逆に、履歴書に書いてあることを書面で証明できないものは信用してはくれるかもしれませんが、証明書を持ち込んでいる人のほうが印象はいいですし、採用を決める時には証明書を持っているほうが少し有利になることは間違いないのではないでしょうか。
給料にもシッカリと反映されることでしょう。
日本の高校や大学を卒業している場合、学校によっては英語で卒業証明書や成績表を出してくれるところがあるかもしれません。そのようなところであれば、学校に頼んでみましょう。
難しい場合には、翻訳をしてもらいましょう。
「誰でもいい」のではなく、「証明書の翻訳を行う許可を得ている人」を探して頼みましょう。信用度は増します。
Vollständige Bewerbungsunterlagenの意味とは?
応募要項などが書いてある一番最後に「vollständige Bewerbungsunterlagen」というような言葉がたまに出てきます。
この言葉が書いてあるところは、書類審査でかなりの人数を絞ることを考えているのではないかと考えられます。
何かしら1枚、もしくは1か所間違いがあると弾きますよ。と考えて、書類の用意をしましょう。
とは言え、この言葉が書かれていなくても、しっかりと見直しをしてから送ることが重要ですね。
ドイツでの就職活動で必ず必要な書類
一般的に必要な書類を書き出してみようと思います。
- 志望動機
- 履歴書
- 専門分野のセミナーや検定証明書
- 語学学校の成績表
- 大学の卒業証明書
- 大学の成績表
- 高校の卒業証明書
- 高校の成績表
- ビザ
- パスポート
- 免許証
というように、送る書類は結構多いです。
書類の順番は、履歴書内に書いてある順番通りにします。
僕の場合は、仕事に直結するようなセミナーなどの書類や資格が最初、大学関係の書類、語学学校の書類、高校関係の書類、その他と続きます。
自分の持っている能力を証明できる書類はとても大事なので、何かしらのセミナーに参加したり、学校に通ったら、すべての証明書をシッカリと保管しておきましょう。
送って無駄になることはないですし、ほかの人と同じポジションを競うわけですから、企業としては目的の人材を見つけやすくなりますし、同じポジションに応募している人に競り勝てるかもしれません。
メールではPDFで。送るときは専用のファイルを購入
ドイツの会社にメールで履歴書を送る場合には、PDFで送りましょう。
「PDFファイル2MB以下で」と書かれているところもあったりします。なるべく小さくできるのであれば小さめにして送りましょう。
色々と書類をスキャンして1つのファイルに収めようとすると、ファイルサイズが大きくなりますが、ネットで調べればPDFを小さくするサイトやソフトなどがあるので、それらを使用してみましょう。
現物で送る場合には、デパートなどで売られている履歴書専用のファイルを購入して送りましょう。
家に残っていたものを撮影してみました。
使うことがなかったものですが、このような感じのものが売られています。
いくつか種類があるので、気に入ったものを購入してみましょう。
履歴書や証明書などの書類をはさむところ。
僕個人としては、履歴書や証明書は1つにまとめて入れたいので、このスタイルのファイルは使用したことがありません。
とは言え、ファイルの種類は個人の判断で。ファイルの種類よりも、重要なのは中身なので。
郵送する場合には、住所は僕は必ずプリントアウトするようにしていましたが、手書きでも問題はないと思います。
最後に
結構必要書類が多いです。
可能であれば、すべてスキャンをしてパソコンなどに保存をしておくことをお勧めします。
ドイツでは、企業内での昇格もないわけではありませんが、給料アップを考えているのであれば、転職をしたほうがいい場合もあります。
そのため、最初だけ必要になるのではなく、今後も何度か必要になる機会が出てくるかもしれないので、なくさないようにしておきましょう。
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