長く住んでいたり、バイト先だったり、ドイツ企業で仕事を始めたりすると聞かれる質問です。
僕にとってはあまり不満はない
というのが僕の答えです。
「あまり不満はない」は大事。「不満がない」わけではないので。
結婚して子供もいるし、就きたかった仕事をしているし、保険制度や年金制度、子供の学校に妻の仕事など、普段の生活において困ることは僕の中にはないです。
役所関係の書類仕事を妻が代わりにほぼ行ってくれていることも大きいと思います。
これがなかったら、多分ここまで快適に住めてはいないと思います。
就きたかった仕事に関しては、とても長い時間がかかってしまいましたが、日本でこの仕事に就こうと思うと、金銭的に結構大変。また、日本の企業体質は、僕には合わないと思うので、ドイツ企業で満足です。
ドイツも国民皆保険
保険制度は、ドイツは日本と同じ国民皆保険。義務です。
お医者さんの予約はとても大変ですが、診察が終わればそのまま帰宅できるので楽です。
普通に予約を取ろうと思ったら、最低3か月ぐらいは待ちます。
どうしても行きたい場合は、朝早い時間に行って待つしかありません。
薬は処方箋があれば最高でも5ユーロの支払いで済みます。最近ではネット予約ができるお医者さんが出てきたので、そういうところに行くようにしています。まだまだ少ないので、予約3ヶ月待ちとかする気がない場合には、仕事が休みの日などにほぼ1日かけて行くことも。
ドイツ企業に就職
ドイツ企業での就職は、最初は簡単ではありませんでした。
ただ、日本企業では合わないとわかっていましたし、せっかくドイツに来たのであればドイツ企業か少なくとも英語を使用するような会社を考えていたので、今は満足です。
まぁ、細かく会社側の不備と戦わないといけないのは難点ではありますが、「黙って働け」というようなことは言われていません。「改善しなければいけないことを指摘」するのは社員の役目でもあるので、ドイツ企業は僕が働いてきた数社では、ほとんどの場合フラットな関係性で気に入っている点ではあります。
そうでないところも、当然存在します。こればっかりは働き始めないとわかりませんよね。
最後に
「住みやすい」の定義にも寄るところが大きいです。
僕の場合は、「就きたい職業についている」「家族がいる」「日本での不満点がドイツではある程度解消されている」というのが大きく「住みやすい」と思っています。
日本食に関するものは高かったり、手に入らなかったりする場合が大きいですし、日本の教育をどうしても子供に与えたい、受験対策ができない、ドイツ企業は合わない、馴染めない、などと考えているのであれば「住みにくい」になってきますね。
日本食に関しては、ドイツに来るまで4年ほど英語圏に住んでいたので、その時から慣れていたので大丈夫でした。
外食産業とかコンビニやスーパーでのお惣菜にお弁当など、恋しくなるものは多数ですが、その点を考慮したとしても、「今の環境の方がいいかな」と思えているので、僕にとっては「住みやすい」となり、聞かれた場合には「僕にとっては結構住みやすい」という答えになります。
皆さんにとって、現在住んでいる国は「住みやすい」のでしょうか?
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