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クロアチア人女性と日本人男性がなぜ結婚できた?

国際結婚
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ヨーロッパ出身と言っても、育った国によって考え方は違いますし、大げさに言えば一人ひとり違うので、当てはまらない部分も多々あるかと思います。

外国籍の女性と国際結婚をする日本人男性は、大抵日本に女性が来て、日本で知り合い、女性は日本語ペラペラで結婚。そのまま日本在住のパターンがネットを見てみると多いようです。

まぁ、普通に考えたらそうなりますよね。僕たちが少数派となります。

僕たちの場合は、

  • 妻は日本語はカタコト (日本は好き)
  • 夫婦の会話は英語
  • 共働き
  • ドイツ在住
  • 妻は日本に住んだことはない
  • 文化の違いは勉強した
  • 僕はドイツ企業に就職

ということを踏まえて読んでいただければと思います。

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日本に完全帰国する気がほぼゼロ

僕の場合は、日本での生活が生まれてから16年ほど。もう外国生活のほうが長いです。

日本を出た理由の一つに「あまり日本の学校制度、先輩後輩制度などなどに納得がいかなかった」というのがあります。

外国生活を続けていくうえで、「僕にはこっちのほうが合っている」と思うようになり、そのまま外国生活が続いています。そのため、特にストレスはありません。

日本のことは嫌いではありません。というか好きです。が、生活をしたり仕事をしたりすることを考えると、僕にとってはこちらのほうが合っているように思います。

相手にこのような意思表示をしていたので、ドイツで今後生活することを考えられたのかと思います。

「家族」を構築していく上ではある程度先のことを考える必要も出てくると思うので、意思表示を求められる場合があると思います。

家に2人でいてもお互いしゃべらずパソコンと向き合う

お互いがパソコンや電子書籍を所有していて、子供がいないときなどは週末の2日間特にしゃべることなくとも、お互いがお互いを干渉せずに家の中で自分の好きなことを好きなだけしています。

喋りたいときは喋る。しゃべらないときはお互いが何をやっているのか干渉しない。詮索したりもないです。

同じ部屋にいるだけで満足らしい。

プライバシーを尊重

上記にも書いてありますが、特にお互いを干渉・詮索をしたりしません。

スマホを見るなんてありえません。見られても困るものはないですし、僕の場合はスマホの契約は彼女経由でしているので、どこにいつ電話したかを彼女が知ろうと思えば、スマホを見ずとも確認はできます。

で、僕は確認されても困るようなことはありませんが、それでもそれをしない妻。

お互いのパソコンに触ることはないです。何かがあって触る場合には、必ず断りを入れます。

スマホを家に忘れたときなどは、会社から電話をして妻にスマホロックを解除してもらい、必要な情報を見つけてもらったりもしていますが、その後は触らずにいてくれます。

パスワードはお互い知っていますが、お互いの個人のものには触らないです。でも何度も彼女のパスワードを教えてもらっていますが、うろ覚え・・・。「自分の物」ではないので覚える気がないのかも。

「あなたのモノはあなたの物」「私のモノは私の物」「家族のモノは家族の物」という考えです。

彼女が、あなたの心が離れているのを感じ取ったり、信頼できないような言動がある場合は・・・分かりますよね。

あなたはあなた。わたしはわたし。

「プライバシーの尊重」と同じような感じです。

「私が好きなものは、あなたが好きになる必要はない」という考えです。

押し付けることもないですし、押し付けられることもないです。

「美味しかったよ、食べてみる?」と言うほうが「美味しかったから、食べたほうがいいよ」よりも好まれます。

日本語での会話はない

妻はある程度は日本語を理解できます。

漫画やアニメが好きなので。ただ、日本語でしゃべるとなると少し別。

とはいえ、僕は別に日本語ではなくとも英語で会話するのに特に問題がないので、日本語での会話はありません。僕にとっては別にストレスでもないので気にならないです。

お互い言語によるストレスは特にないです。

お互いを理解する気があれば、「言葉の壁」があっても大丈夫だと思います。

理解する気持ちがあるけれども、言えなさすぎるとストレスになることもあるので要注意。

妻の収入がスゴイですけど何か?

キャリアウーマンというわけではないのですが、あれよあれよという間に転職を何度かして収入を上げていっています。(ドイツでは転職をすることによって収入をジャンプアップさせていきます)

僕とは比べ物にならないぐらい・・・。

でも、特に彼女が威張るわけでもなく、僕が小さくなるわけでもなく。

彼女曰く「稼げるほうが稼げばいいでしょ、家族なのだから」という考えのようです。

「男だから稼がなくてはいけない」「男だから養わないと」という考えには共感できないようです。支配されている感を感じるのをとても嫌います。

日本人の知り合い(日本在住)からは、「女よりも収入少ないって恥ずかしくないの?」と高い確率で言われます。まぁ、そういう人とはもう会うこともないでしょう。恥ずかしいことなのかなぁ・・・。そう思います??

ドイツでも一定数の人たちは「男の稼ぎが女の稼ぎより少ないなんてありえない!」と考えているのも事実。

ただ、女性の稼ぎと同等、もしくは女性よりも少ない組み合わせも多数。いや、案外多いかも。(僕の周り調べ)

料理・洗濯・アイロンは僕の担当

妻は料理しません。彼女曰く「料理ができないのではなく、しないだけです」ということらしいですが・・・。

日本を出てから彼女と一緒に住むまで、ホームステイの期間以外は一人暮らしでした。日本でもお手伝いとして料理をしたり、子供キャンプなどに参加をして料理は楽しんできました。でもレパートリーは少ないです。

料理の時間は僕にとっては楽しい時間。

食材の買い出しも一人で行きますし、苦痛ではありません。

洗濯は洗濯機に入れればいいだけですから、楽ですね。

アイロンは最初は妻がやっていたのですが、明らかに嫌そうだったので交代したらそのまま僕がやることに。

動画見たり音楽を聴いたりしながらアイロン掛けをしているので、結構楽しくやっています。

朝早くから夜遅くまで仕事をしないとダメな会社ではないので、出来ているのかもしれませんが。

「収入の差が関係しているのか?」と疑問を持たれる方もいるかもしれませんが、僕たちの出会いと結婚は学生のときだったので、そのころからこのような感じで、現在まで来ています。

作った料理を美味しいと言って食べてくれる

作っているほうとしては、このように言ってくれて食べてくれるのは嬉しいです。

あまり手の込んだものは作れないですし、シンプルなものが好きな妻なので、レパートリーは少ないですが、なんとかなっています。

2つの単語「ありがとう」「美味しい」で十分です。

新しいものに挑戦したら、自分の好きな味ではない時にはシッカリ教えてくれます。

たまに掃除

僕は掃除が苦手。でもたまにはやります・・・やらされます。

義理両親と問題なし

僕の親は日本に住んでいるのでしょっちゅう会うことはありませんが、こちらに旅行に来た時でも特に問題なく過ごしています。

僕の母親は妻のことが大好きですし、僕と結婚してくれたことに感謝感激しているので妻を丁重に扱っています。(笑)

「お客さん」というような扱いではなく、「自分の子供」として扱っている感じです。妻曰く「気を使う必要がなくて楽」と。

妻と僕の母親が行動をしないといけない時があったのですが、ストレスにはならなかったようです、お互い。

妻の母親はほど近いところに住んでいますが、僕との関係も全く問題なしです。ジムに2人で行ったりしていたこともあります。

子供ができてからは、妻抜きで3人で遊園地に行ったり、プールに行ったり、外食したりは普通です。

義母は旦那さんと犬と暮らしていますが、そこに僕一人でご飯を食べに行って、1時間ぐらいタブレットやスマホを見ながら休憩をして帰る、なんていうのもたまにあります。

仕事よりも家庭

ドイツ企業に居ると、契約や上司にもよりますが、子供が突然熱を出したりして迎えに行かないと行けない場合、許可をしてくれるところが多いです。

どちらか迎えに行けるほうが行きます。もう何度も経験しました。

日本人男性からしたら受け入れられないことかもしれませんが・・・。仕事はなくなったら探せますが、家族はなくなったらもう同じ家族は探せません。僕にはこっちのほうがツライ。

妻の出身国で生活

僕のほうがドイツ語を勉強したいと思ってドイツに来て、そのまま住んでいるので特に問題なしです。

好きでドイツにやってきたので、住み続けられていることに感謝です。

妻は「日本での生活は無理かなぁ」と言っていたことがあるので、一番初めにも書きましたが、お互い利害が一致していますね。

始めたことは継続

最初に色々と頑張るのはいいのですが、継続をしないと「変わったね」となるので気を付けましょう。

頑張りすぎず、ほどほどにしておいたほうが将来的には助かりますよ。(笑)

最初に頑張りすぎないことをおススメ。(笑)

やらなさすぎて嫌われても責任はとれませんが・・・。

最後に

色々と書いてきましたが、どうだったでしょうか?

最終的にはパートナーとの相性となってしまう部分が大きくなるかと思いますが、「こんな感じの日本人男性がドイツ人女性と結婚して楽しく過ごしているよ」というのが伝わればと思います。

僕が世間一般的な「ザ・日本人の男」という感じではないのも大きいかと考えています。

忙しく毎日仕事、仕事の後は飲み会、稼ぎまくる、家のことは妻に任せる、家事はほぼしない、というようなところとは反対側にいるので。

「男性が仕事をして。私は家で家事をするから。」というドイツ人の女性はいますし、実際に知り合いにいます。

でも「養ってもらいたい」という女性とはあまり会ったことがないように思います。「結婚するまでに稼いでから結婚・出産・子育て」という考えを持っていて、旦那さんの給料と今までの貯蓄で生活しましょう。という女性は何人か知っています。

子供が小学生になるころには、女性がTeilzeit(日本のパートのようなもの)で仕事を始める方たちが多い印象です。

結局、相手の国籍などは関係なく「価値観が合う」が決め手になるのかもしれませんね。 ヨーロッパ出身とかどうでもいいようなことかも。

相手の国籍がどうであれ、楽しく過ごせるパートナーと一緒にいるのが一番です。

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