今使用しているパソコンは5年ちょっと前に購入してから使い続けているのですが、段々と不具合が。
起動は5分は最低でもかかっています。色々と不必要なものはアンインストールしているのですが、特に改善せず。
ネットで色々と調べて、改善策を施してもこれといった変化は無いように思えてきています。
ごく稀ですが、HDDから「カッカッ」というような音が・・・。
完全にクラッシュする前に、ある程度次に購入可能なパソコンを調べ始めました。
パソコンスペックに関する知識はあまりありません。色々と名前は聞いたことがあるけれども、どれがいいのかはよく分からない状況。
ということで、自分なりに調べてみました。
CPUにはいくつかあるけど、何がどう違うの?
パソコンを調べていくと、必ずスペック表の一番上にある「CPU」という欄。
いったい何種類あって、自分に合っているものはどういうものなのだろう?と疑問。
僕と同じくよく分からない方が多いのではないでしょうか?
以前Saturnに行ったときに、このようなものがパソコン売り場に置いてありました。
これを見れば、自分の使用用途によってどのCPUが必要かが分かるようになっていますね。
それぞれどのようなCPUと使用用途がマッチしているのでしょうか。
Intel Celeron
使用用途として、動画視聴や写真のダウンロードやアップロード、メール、アプリの使用が可能となっています。
このような使用用途以外を必要としていない人にとってはこのCPUで大丈夫なようです。
必要最低限しか必要がない場合には、このような機種で問題なさそうですね。
Intel Pentium
使用用途として、上記の「Intel Celeron」に加え、動作の軽いゲームはできるようです。
グラフィックが多いゲームは無理でしょう。
CeleronとPentiumの違いはどのぐらい大きいのかは分かりません。
お値段は少し違うようですね。
比較的安価で軽い機種が多いように思います。
持ち運びを考えている+文書作成やメール、ネットサーフィンが主な使用用途であれば、これらが良さそうです。
Intel i3
高画質の動画視聴や、写真の編集作業や加工作業を考えているのであれば最低でも「Intel i3」が必要になってくると思われます。
動画の切り貼りぐらいまではできるのではないかと思われます。
Intel i5
動画の編集などを考えているのであれば、Intel i5は必要となってきそうです。
オンラインゲームや3Dゲームを考えている方には最低でもここら辺のCPUは必要でしょう。
同時に複数の作業を行いたい場合にもIntel i5は適しているCPUのように思います。
Intel i7
動画編集、写真加工、オンラインゲーム、グラフィックを使ったゲームなどなど、パソコンにとって重い作業をするのであれば、i7が必要となってきます。
同時に色々と作業をする場合も快適にパソコンを使うことが出来るようになるのではないでしょうか。
また、編集作業からの書き出しにもi7は快適な環境を与えてくれるように思います。
i3,i5,i7の後の数字に要注意
使用目的に合ったCPUを考える上でもう少し注意してみておかないといけない部分があるようです。
それが「i3-OOOO」というように、「i3-」のあとの数字を気にしてみた方が良さそうです。
今までは特に考えていなかったのですが、調べてみると結構大きな違いがあり、またお値段の差にもなってきているようです。
大抵の場合は4ケタの数字が書かれています。
一番左の数字が「CPUの世代番号」となっています。
残りの3ケタの数字は、基本的には大きな数字の方が新しいようですが、確実にそうだとは言い切れない場合があるようです。
とは言え、気にするのは一番左の数字でいいように思います。
数字の後にアルファベットがついている場合があります。
ノートパソコンの場合、
- 「M」普通モデル
- 「H」グラフィックがいいよ
- 「Q」クアッドコア
- 「U」省電力
- 「Y」Uよりも省電力
2018年は「第8世代」となっているので、「i3-8」から始まるCPUモデルであれば最新だということが分かります。
お値段が安いパソコンを見てみると、「i3-6」とかから始まるモデルの場合があります。
少し古いモデルは、現在の最新「Pentium」ぐらいの性能しかない場合があったりするので(一概には言えませんが)気を付けましょう。
なるべくなら新しいモデルのほうがいいように思います。
メモリは何GBが必要?
CPUの選定が終わったら、次は「メモリ」です。
パソコンを使用する上ではとても大事な要素の一つ。
メモリはいったいなにをしているのでしょうか?
パソコンでの作業をしているときに、HDDやSSDへの書き込みや保存を行うのですが、それらの作業をするのにはある程度の時間がかかります。その時間を短縮させるために一時的に記憶させておくところが「メモリ」となっているようです。
これがあることによって、書き込み中や読み込み中でもほかの作業を行えるようです。
色々な作業(写真編集や動画編集、グラフィックを使用した作業)を行いたい場合には、このメモリ量が重要となってきます。
どのぐらい必要なのかというと、目的次第というところになってきます。
パソコンを探していると、大抵の場合は「4GB」が最低ラインになっていると思います。
ネットサーフィン、動画視聴やブログを書いたり、オフィスなどのソフトでの作業であれば問題ない容量かと思われます。
値段にも響いてくる要素なので、上記以外の作業をしないのであれば、無理にメモリを増やしてパソコン本体の値段を上げる必要はないと思います。
次の選択肢としては「8GB」となります。
最近は「メモリ8GB」が結構普通になってきているように思います。
動画編集や写真編集、絵を描いたりすることを考えると、最低でも8GBは必要になると思います。
サクサク動いてくれないですし、それによってストレスとなることと思います。
MicrosoftやAppleのパソコンも大抵メモリは8GBとなっています。
グラフィック作業にこの2社は8GBのメモリでパソコンを販売しているところを見ると、「8GBで十分」と思えることもあります。
ただ、色々と調べていくと、ソフトによっては8GBでは少し不十分なこともあるようです。
LightroomとかPhotoshop、illustratorなどのアドビ製品を使用しながら音楽を聞いたり、ネットで同時に調べ物をしたりすることを考えると8GBだとちょっと動作にもたつきが出てくると思われます。
オンラインゲームの使用を考えている場合も、使用するゲームによっては8GBだと不十分になってくるかと思われるので、使用するゲームの推奨スペックを確認したり事前に調べることをお勧めします。
写真編集や動画編集、オンラインゲームをすることを考えているのであれば、「16GB」がおススメです。
お値段を気にして「8GB」もアリかとは思いますが、最初はよくても段々とストレスになってくることがあると思います。
写真編集や動画編集ではほんの数秒から10秒ぐらいの待ち時間がちょこちょこありますが、これがだんだんとストレスになります。
実際に、僕が今のその段階です。
写真編集では、加工をするたびに数秒の待ち時間があり、反映されてからまた変更をする場合、また数秒の待ち時間。これの繰り返しのためあまり作業がサクサク進みません。
加工の仕方を調べたりするために、ブラウザにタブを10個ぐらい開けたり、同時に音楽を聴いたりなどと作業が増えるともう無理です。
最近では、スマホやタブレットで音楽を聴いたりして、パソコンでの作業は写真編集だけにしたりもしているのですが、動きはほんの少しだけよくなった程度になっています。
動画編集では加工をしたあとの確認がカクカクした動きになってしまい、確認できないような状況になっています。
色の変更(カラーグレーディング)などにも興味があるのですが、必要なソフトすらインストールできない状況です。
インスールしようと思うと、「メモリが不足しています」というようなメッセージが出てきます。
僕のような使用用途、写真編集や動画編集・同時にネットサーフィン・音楽を聴く、を考えているのであれば、「16GB」は少しお金をかけても必要になってくると思います。
オンラインゲームを考えているのであれば、16GBのメモリはあったほうがいいかもしれませんね。ただ、ゲームの場合にはCPUとかグラフィックカードなども関係してくるのでそちらも調べる必要があると思います。
最後に
今回はCPUとメモリを考えてみました。
基本的にはこの2つの組み合わせを大事に考えるのがいいかと思います。
使用用途によっては、SSDとかHDD、グラフィックに画面の大きさなどなどと考える必要がありますが、まず最初の段階としてCPUとメモリでしょう。
ご自身の使用目的を考えてから、色々と選んでいく必要がありそうですね。
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