どこの国出身でも、自分の国を出て別な国で生活を始めると、その国で色々と質問攻めになります。
質問ごとに分けて、たまにアップしていきたいと思います。
何故ドイツに来たの?
多分、皆必ず聞かれることではないでしょうか?語学学校でも多分必ずこの内容のスピーチをするのではないかと思います。
どの国出身の人も、必ず聞かれる質問ですし、皆が興味のある質問でもあります。
当然答えは人それぞれ。色々な考えを持ってドイツに来ていることが分かるので、それ以降の会話にも役立つこともあります。
僕の答えは大抵「日本には英語をしゃべる人が増えてきた。仕事を獲得するうえで日本語と英語以外、もう1言語出来れば大学を出ていない僕には少しアドバンテージになるのではないかと思う」
「ドイツにした理由は、“なんとなく”」
です。
正直、ドイツ語を選択した理由はそこまで大きな意味はないんですよねぇ、これが。
別にドイツに興味があったり、以前から憧れがあったわけではないので。
南カリフォルニアに住んでいた時にスペイン語が英語よりも飛び交っていました。そこでは「興味はあるけど、習得したい」とは思えませんでした。
「なぜ?」と言われると困りますが・・・。
フランス語はなんだか難しそうだし、多分僕の脳みそでは理解できないような気がしました。別に根拠があるわけではないですが。
かっこよさそうなんですけどね。
ただ、今なら言えます。「フランスに行かなくてよかった」と。
彼らの考え方というか、あまり好きにはなれません。
英語を話そうとしてくれる人たちは多いのですが、特に空港とかAirFranceの機内で英語ができなければいけない職業なはずなのに、「フランス語しかできません」という空気を出したりするんですよね。
あれ何なんでしょう?受け入れられません。
南ヨーロッパや東ヨーロッパの言語は、レアすぎて日本に帰っても多分使える場所がなさそうに思いました。
スカンジナビア系には前から興味はあったのですが、これまた使える場所があるように思えなかった。今でもなんとなく興味はあるんですけどね。
レアなものに惹かれる傾向が僕にはあるようです。
調べていた時には、「1年か2年したら日本に帰って仕事探しをする」ということを考えていたため、「仕事探しに使えるであろう言語」「ほかの高卒+英語がある程度できる人たちと差をつける」ということが念頭にありました。
アジアの言語は僕はどうしても興味がわかなかったので、考えていませんでした。
ということで、最終的には「なんとなく」「就活で使えるかも」です。
基本的には最初に書いた2つのことを答えています。まぁ、長ったらしく説明するよりも、短く説明しています。
その後会話を進めていくと、同じような考えだったり、全く違う考えだったり。
「誰が正解で誰が不正解」というのはありません。そのため、どのような理由でも相手は普通受け入れてくれますし、僕も当然受け入れています。
そこから「フランスは私もダメ」という意見が出てくると盛り上がったり、「スペイン語は結構簡単だから今度試してみたら」というように言ってきたりと、だんだんと広がっていったりするものです。
「ドイツ語と自分の言語を比較」しながら会話を進めていくと結構面白かったり。
最後に
明確に「ドイツに興味がある」「ドイツが好き」という理由が最初でドイツ語を学び始めた人はどのぐらいいるのでしょう?
逆に「なんとなく」始めた人は多いのでしょうか?
ちょっと知りたいかも。
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