世界中で「植物性の食事」を意識したり、ダイエットや健康面、動物愛護、地球環境面など、それぞれの考え方でヴィーガンやベジタリアンを生活に取り入れる人たちが増えてきているかと思います。
今回は、ドイツの主要スーパーで購入することが出来るベジタリアン商品の中で、「The Vegetarian Butcher」というところの「Beflügel-Nuggets」を購入してみました。
※筆者はヴィーガンというわけでもなく、ベジタリアンというわけでもありませんが、お肉を食べた後よりも、ヴィーガン系、ベジタリアン系の食品を食べた後のほうが「お腹が重たく感じないなぁ」という経験から、たまに代替肉を食べたりしています。
The Vegetarian Butcher
オランダ発祥の会社。
元々は、家族が経営していた農場を受け継いで、農家をしていたJaap Korteweg。
1998年、豚熱ウイルス、牛海綿状脳症が流行し、経営していた農場の冷蔵倉庫に豚と牛の死骸を保管できるか聞かれたところから始まるようです。
家畜の扱いに疑問を抱き、今までとは違うアプローチを模索し始め、代替肉の研究が始まったようです。
2010年からお店を開始し、メディアなどでも大々的に取り上げられ、世界55か国で販売。今では日本にもお店を出しています。
ドミノピザ、バーガーキング、スターバックスなどで、ヴィーガン商品に使われたりしているのも特徴の一つです。
ヴィーガン食品が主ですが、ベジタリアン食品も販売しています。
Beflügel-Nuggets

チキンナゲットを模した、ヴィーガン食品。
Beflügel-Nuggetsの原材料

- 大豆ベース 57% (水、大豆たんぱく)
- コーンフレーク(とうもろこし、砂糖、塩)
- 植物油(菜種、ひまわり)
- 粉(とうもろこし、米)
- 麦芽繊維
- 加工でんぷん
- 香料
- 増粘安定剤(メチルセルロース)
- ブランデービネガー
- でんぷん
- 塩
- 大豆たんぱく
- 海塩
- 酸味料(レモン汁)
- 酸味調整(水酸化ナトリウム)
- ピロリン酸第二鉄
- ビタミンB12
Beflügel-Nuggets 100gあたりの栄養素

- カロリー 224kcal
- 脂質 11g
飽和脂肪酸 0.9g - 炭水化物 19g
砂糖 0.5g - 食物繊維 6.4g
- たんぱく質 9g
- 塩 1.5g
- ビタミンB12 0.5㎍
- 鉄 4.5mg
1パック180gのため、1パックだと約403kcalとなります。
1人前は90gのため、202kcalとなります。
通常のチキンナゲット 100gあたりの栄養素 (目安)
- カロリー 259kcal
- 脂質 20.0g
飽和脂肪酸 4.0g - 炭水化物 14.0g
糖質(砂糖) 0g - 食物繊維 2.1g
- たんぱく質 15g
- 塩 1.0g
Beflügel-Nuggetsを実際に食べてみる

フライパンに油をひいて、片面それぞれ2分~3分。
175℃のオーブンで10分。
180℃の油で2分揚げる。
今回は、オーブンで温めてみました。



180g入り、1人前90g程度としているのであれば、出来れば10個入れて欲しいところなのですが…なぜ9個なのかは謎。


悪くはないと思うのですが、ナゲットとしては結構薄めです。子どもには不評でした。
僕は、特に悪くはないと思いましたが、厚みはやはり欲しいところです。味自体は、においも悪くなく良かったんですけど。
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