PR

ドイツで仕事をするために ~ 写真 ~

ドイツで仕事
スポンサーリンク

在独歴16年、ドイツ企業で日本人が一人の環境で過ごしている筆者がお送りするシリーズ「ドイツで仕事をするために」

今回は写真編です。

今まで何度かドイツ企業を転職し、培ってきたノウハウを書いていこうと思います。
今後少しでもドイツ企業に就職を考えている日本人のかたの助けになれれば幸いです。

「失敗も経験のうち」だとは思いますが、就活はお金のかかるものです。
お金を無駄にしないためにも、事前にある程度どのようなものが必要なのかを把握しておくといいと思います。

スポンサーリンク

履歴書には笑顔の写真を!

日本では大抵の場合、写真は「真正面・ほぼ無表情」ですが、このような写真はドイツではほぼありえません。

写真はやわらかく、人となりが出るようなものが好まれます。
また、応募する職種によっては背景や着るもの、表情を考えないといけません。

基本的には笑顔に近い写真を撮ることが好ましいです。

そもそも写真を貼る必要はあるの?

ネット上では、「見た目で判断されないために写真を貼る必要はない」というような言葉が見受けられますが、ドイツでは写真を貼るのは普通です。

逆に貼っていないほうが不思議です。というか、今まで写真のない履歴書を受け取ったことがありません。

まずは着るものを調達

すでに所有しているのであれば問題ありませんが、まだ用意していない場合には、デパートなどへ行き購入しましょう。

最初はヨーロッパでのスーツなどのサイズ感が分からないと思います。そのようなときには、KaufhofとかKarstadtのようなデパートのスーツ売り場へ行き、販売員の人にサイズを計ってもらうことをお勧めします。

僕は最初デパートにてサイズを計ってもらい、どの大きさのスーツを主に探したらいいのか教えてもらいました。色々と試す前にある程度のサイズ感が分かると捗ります。

メーカーによって、同じサイズ表記でもカットの仕方が違う場合があったり、少し小さめだったり大きめだったりするので、試着してみましょう。

自分に合うサイズやメーカーが分かったら、あとは少し安くネットで探してみるのもいいかもしれません。

すべて揃えたら、写真の専門店へ

街中には大抵写真専門店があります。
いくつか直接赴いて聞いてみるのがいいでしょう。

履歴書の写真撮影はある程度時間がかかるので、飛び込みで履歴書の写真撮影を行ってもらえない場合がありますし、話した感じが自分の好みと合うかどうかも重要です。

僕の場合、あらかじめ家でスーツを何種類か着てカメラで撮影したものを見せました。
シッカリとライティングができていないのですが、雰囲気が伝わる程度でいいかと思います。

その後、自分の仕事(もしくは応募する職種)を言って、専門家の意見を聞きます。
経験豊富な方だと、「この仕事はこのようなスーツやネクタイの組み合わせがいい」「シャツの色はこの色がいい」などとアドバイスをくれます。

履歴書の写真は自然な笑顔で

これが日本育ちの日本人には難しいですよね。分かります。

「自然な笑顔」って言われても、簡単に出来るものではないです。
何度もやり直しをしました・・・。

どうしてもぎこちなくなってしまい、結構時間のかかる作業でした。
何枚か最初にぎこちないときでも撮影をしてもらって、少しずつマシになっていったように思います。

僕の時には、白いワイシャツを着用していたのですが、スラックスに入れているワイシャツを出して、両手で引っ張ってレフ版のようにして、顔にいい感じに下からライトの光がくるようにしました。

レフ版を使うと強すぎたので、このように写真屋さんからのアドバイスで行いました。
多分20枚ぐらいは撮影したように思います。

座る角度や向きなどもアドバイスしてくれるので、ただ単に正面を向いた写真は撮らなかったように記憶しています。

髪の毛の色やアクセサリーなど

髪の毛の色はそこまで気にされないと思います。
職種によっては、赤い色とか青い色の髪の毛は避けたほうがいいですが、ここら辺は常識の範囲内かと思われます。

アクセサリーやピアスなども職種によってですよね。
多分、オフィスでの仕事を考えている方がこの記事を読まれていると思います。常識の範囲内で2~3個ほどでしょうか。

写真の修整はほどほどに

デジタルの時代、写真の修整は色々と出来てしまいます。

シワやほくろなど、気になる部分はあると思いますが、特に女性の場合、メイクをした状態で履歴書の写真を撮影したのであれば、消さないようにしましょう。

目の下のクマやちょっとした色むらなどを修整するぐらいにしておかないと、面接のときに相手側からあまりいい印象を持たれなくなってしまいます。

デジタルで受け取りましょう

プリントアウトしてもらうのは当然ですが、デジタルの状態でも受け取りましょう。
ある程度値段が高くなってしまうかもしれませんが、後々のことを考えると、ここで少し投資しておきましょう。

面接のときに履歴書を持参する場合、写真が必要になってくるので。

最後に

少し高いなぁ、と思う写真撮影ですが、今後も使うことができますし、一度シッカリと撮影をしてみるのもいいと思います。

「笑顔での撮影」は僕にはとても難しいものでしたが、出来がいいものをプロに選んでもらい使いまわしています。

ちょっとでもいい印象を残せるような写真を仕上げて下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました