東京滞在のあとは、実家のある宮城県仙台市へ。
移動は、JR東日本の東北新幹線を利用。座席はグランクラスを利用してみることにしました。
調べてみると、グランクラスには、リフレッシュメント(軽い食事)と飲み物の提供がある車両と、飲料・食事なしの車両があるようです。
時刻表を確認すると分かるようになっているので、予約時に確認しておきましょう。
外国に住んでいて、外国発行のクレジットカードでも問題なくJR東日本は予約などができるのでいいですね。(ほかの路線は使用しないので分かりません)
東京駅 ビューゴールドラウンジ
ホテルから東京駅に移動をして、グランクラスのチケットを発券。
券売機にあるQRコードリーダーで予約した際に受け取るメールにあるQRコードを読み込むと、発券できるチケットが表示されるので、指示に従ってタップしていけば、すぐに発券される。
チケットをもって、ビューゴールドラウンジへ。八重洲口側の真ん中あたりにある、というのは事前に調べていたので、「ここら辺かな?」というところに来たら、ドアがあり、でもあまり人の出入りがないのでちょっと覗いてみたら、高級感のある雰囲気が。
違うかな?とも思ったのですが、勇気を出してドアを入ってみたら、ビューゴールドラウンジでした。
大きくサインも出ていないので、最初は少し戸惑うかもしれません。
中の写真は「撮影ご遠慮ください」とあったので、ありません。
受付でチケットを見せると、中に案内してくれます。スーツケースは、大きいものは入口で預けるシステム。
席は、自由席ではないですが、希望は言うことができるようです。
席に着くとメニューを渡されて、飲み物を注文することができます。ちょっとしたお菓子も提供されます。
ビューゴールドラウンジ内にはトイレもあり、キレイで快適。
東京駅内の喧騒は聞こえないので、静かにゆったりと、クーラーのきいたところで休めたのはよかったです。
JR東日本 グランクラス
時間が近づいてきたので、新幹線のホームへ。
ドイツとは違い、新幹線のホームが到着1分前とかで変更になる心配が限りなくゼロに近いのは本当に安心できますね。


グランクラスアテンドの方が、ドア付近にてお出迎えしてくれます。

普通車は車両により65席~100席程度。グリーン車は55席。
グランクラスは、18席。

事前に調べて分かってはいましたが、ものすごい贅沢な空間。
座席のことも、調べていても、色々と触りたくなってしまいますね。
JR東日本 グランクラス スーツケースや荷物の収納
荷物は、ハットラックという名称で、飛行機と同じように頭上に手荷物などを収納できるスペースが用意されています。
かなり大きいため、機内持ち込みできる大きさのスーツケースであれば問題なく収納できます。

18席しかないので、ほかの人とスペースを取り合うような状況も生まれなさそうですね。
グランクラスには、スーツケースを置く場所が別途用意されていません。デッキなどに用意されているかと事前に調べましたが、そのような記述は見つけることができませんでした。
実際、スーツケースを置く場所は用意されていませんが、一番後ろの座席とドアの間に大きなスペースがあり、ここにスーツケースを置くことができました。
広さは十分で、大きなスーツケースでも6個ぐらいは置けるかな?というぐらいのスペースがありました。

2人席の後ろと、1人席の後ろと、2ヵ所、置く場所があるので、そこまで困るような感じではないかと思います。

置く場所がなくなった場合、グランクラスとグリーン車の間にある通路に、スーツケースを置くスペースがありました。

デッキにあるため、常に監視することはできませんが、セキュリティツールを使用して、置いておくことができるように思います。

いくつものスーツケースが置けるような大きなスペースではないですが、用意されているのはいいですね。
JR東日本では、このスペースを予約することはできないようです。JR東海だと、主に外国人観光客が多いからか、スーツケースなどを持って乗るときには、いくつかの規則が設けられているようなので、気を付けてください。
JR東日本も、大きなスーツケースを持って利用する人が増えたら、事前予約などが必要になるかもしれませんね。
JR東日本 グランクラス 座席
快適、の一言。
シートピッチは、1メートル30センチ。
座席有効幅は52センチ。

普通席104㎝、グリーン車116㎝のシートピッチなので、グランクラスの130㎝というシートピッチは、かなりゆったりと感じられました。
座席の幅もとても広く、快適以外の言葉が見つかりませんでした。

背もたれ、座面、レッグレスト、フットレストが連動し、最大45度までリクライニングすることが可能です。



バックシェルタイプのため、後ろの人に気を使わなくていいのが、とてもありがたいです。
性格上、後ろに人がいる場合、どうしてもリクライニングに躊躇してしまい、考えすぎてしまうし、かと言って、声をかけることもできないので、このようにバックシェルタイプだと助かります。

カクテルトレイとダイニングテーブル。



車内で使用できるスリッパが用意されているのもいいですね。


JR東日本 グランクラス リフレッシュメント
グランクラスには、リフレッシュメント(軽いお食事)・飲み物のサービスが付く車両と、そうでないものがあり、予約時に確認をする必要があります。
時刻表を見ると、グランクラスのマーク部分が黒く塗られているものと、塗られていないものがあり、黒く塗られている車両はサービス付き車両となっています。
事前予約のときに、しっかりと確認をして、サービス付きのグランクラスを予約。


↑グランクラスのウェルカムセット。今回はサラミ。期間は分かりませんが、おつまみは時々変更されるようです。
発車すると、アテンダントの方の挨拶があり、メニューが配られて、前方のほうから順番に飲み物のオーダーをとっていました。
リフレッシュメントも同時に注文でき、3人だったので、和2つ、洋1つを注文。




和の軽食。

多くはありませんが、軽く楽しむ程度には十分かと思いました。
季節ごとに内容が変わるので、度々楽しみたいところですが、そうもいかないのが残念なところ。
JR東日本 東北新幹線 グランクラスで仙台へ
グランクラスのある車両には、トイレは設置されていないのですが、グランクラスとグリーン車の間にトイレが設置されているので、ほかの車両を歩くことなく、デッキに出れば、すぐにトイレがあるのはいいですね。

グランクラスからトイレに行くまでにはドアが2枚。
グランクラスを出てすぐに添乗員さんの部屋があり、次のドアが開くとトイレが。
グランクラスは一番端っこの車両を使用していて、グリーン車の隣の車両がグランクラスとなっているので、チケットを持っていない人が興味本位で行かないように、という作りになっているのかもしれません。

添乗員さんもしょっちゅう出入りしているので、恐らく乗車していない人が歩いていると、すぐに分かるのかもしれませんね。
90分という乗車時間。サービスを受けていたり、座席を堪能したり、デッキへ行ったりしていると、あっという間に目的地に到着してしまいました。
このまま青森まで行きたい気分になりますが、そうはいかないので、惜しみつつ下車準備。
グランクラスを使用しようか迷いましたが、今回はとてもいい体験でした。
リラックスして、あっという間の新幹線の旅。ドイツで同じ距離をICEに乗って旅をしたら、いったいいくつの問題に出会うのか…考えたくもないですね。
日本の新幹線、このまま世界に誇れる水準でいてほしいです!
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