日本では簡単に手に入るようなものも、外国にいるとあまり簡単に手には入りません。
ということで、自分で作ることになるわけですが、結構難しい。
今回は、小豆からあんこをつくってみることにしました。
作ってみると「なぜあんこを作る(あんこを炊く)プロがいるのかが分かる」という気持ちになりました。
値段なりの苦労がありますね。
小豆はビオストアで購入
普通のスーパーである、RealやRewe、Aldi、Kauflandなどで見かけることもあるかもしれませんが、僕のいつも行くお店には売っていなかったため、今回はBioのお店であるDennsにて小豆を購入。
ほかの粉類が品切れの中、小豆だけは複数売っていました。
あまり使い道がないのかな?
手順は少ないけど、時間がかかる
あんこを作る手順自体はそこまで複雑ではないのですが、時間がかかりました。
そしてシッカリと柔らかくするのが案外難しい、ということを今回知りました。
まずは小豆を洗って鍋へ。

鍋にうつして、水をたっぷり入れて火にかけます。

沸騰して来たら中火にしてコトコト。15分ほど。
豆の6割程度にしわが寄り、煮汁が紅茶色になるぐらい。
差し水をして、また沸騰させます。8割ぐらいにしわが寄ったら、一度ザルにあけてゆで汁を捨てます。豆は水で軽く洗い、あく抜きをします。
鍋に戻して、たっぷりの水で沸騰させます。

灰汁取りをしながらコトコトと中火程度で1時間ほど煮込みます。
豆が煮汁から出ない程度に水を足していきます。

親指と人差し指で簡単に潰れるようになるぐらいまで柔らかくなったら、ザルに取り出して、煮汁を捨て、鍋に戻し中火にかけます。

小豆250gに対して砂糖200gを用意。
半分ぐらいを鍋に入れて中火で馴染ませていきます。

馴染んできたら、残りの砂糖を入れて、水分が飛びすぎない程度に温めていきます。

小分けにして冷ましていきます。
冷蔵庫や冷凍庫で保管しておくと、すぐに使えます。大福を作るときには小分けに既にしておくと、とても使いやすくなります。

ドイツで料理 小豆からあんこを作ろうのまとめ
- 小豆を洗う
- 鍋に入れひたひたの水で沸騰させる
- 中火程度にしてしわが8割程度になるまでゆでる
- ザルにあけて、小豆を軽く流水につける
- 鍋に戻し、ひたひたの水で煮込む
- 親指と人差し指で簡単に潰れる程度にする
- ザルにあけて、煮汁を捨てる
- 鍋に戻し、砂糖の半分の量を入れて中火で温める
- 残りの砂糖を入れる
- 水分がすべてなくならない程度で火を止めて冷ます
- 冷蔵庫や冷凍庫で保存
初めてやった時には、煮込みが足りなかったのか、豆感がかなりある少しかためのあんこが出来上がりましたが、2回目はしっかり柔らかくなるまで煮込んだからか、1回目よりは柔らかくなりました。
まだまだ理想には遠いですが、なんどか作ってみて、上達したいと思います。
あんこを作る職人さんがいる意味が、自分で作ると分かりますね。基本的には煮込むだけなのに、難しい。
小豆はBioストアでは手に入れられるようなので、上達できればと思います。
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