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ドイツでビザを取得するときの注意点

ドイツで生活
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ドイツに日本国籍所持者が3か月以上滞在する場合には、ビザの取得が義務付けられています。
必要書類などは、政府のホームページを参照してください。最新の情報が載っているはずです。


ドイツではまず、住民登録をしておかないといけません。
僕は住居の契約書を持っていきました。あとは健康保険。これらがあるとスムーズです。
学校や会社との契約書も必要となるでしょう。

現在では、住居の大家さんの署名も必要となってくるようです。

で、住民登録のときに必ず「出生地」を聞かれます。
これでちょっと面倒なことになりました。

ドイツで「出生地」というと、「市町村」を聞かれます。
僕は出身地が「市」だったため、「市名」を言いました。

ここで問題になってくるのが、日本のパスポート。
パスポートには「本籍」が書かれていますが、「出生地」とは違います。ややこしい。
僕の場合は「本籍」も「出生地」も同じ県内ですが、本籍として記入してある「都道府県」と「出生地の市名」は違います。

住民登録のときには「市名」と言われたので、そちらを登録。
ですが、ビザのときには「パスポートに載っている情報以外は登録できない」と言われてしまいました。
どうしましょう。

お役所はどこへ行っても同じようで、お役所内でのコミュニケーションは皆無。
同じ建物内にいるのだから、直接行くなり電話するなりしてほしいものですが、そういうことはする気はないようです。

そのため、住民登録をしているところへもう一度行って、外人局用に用紙を用意してもらうこととしました。
「住民登録では市名を登録し、市名をビザにも登録するように」という内容。
その後、また外人局へ行き、無事に登録できました。

国によって色々と違うので、難しいですね。
「都道府県名は有名だけど市名は知らない」とか、逆もあったり。担当者によっても対応が違ったり。
彼らは調べることをしないですし、他国の事情を知らないです。そのため、担当者によっては問題になることも。

本籍って変更できるけれども、出生地は変更できません。
ですが、パスポートには本籍が載っているんですよねぇ。ここら辺がややこしくなる原因かと思われます。
本籍の道県名と同じ市名がない場合も多々あるし・・・。東京にも市はあるし・・・。

ビザ申請前に、本籍地と出生地が違う場合には、考えておくと良いでしょう。
僕の場合は、最終的にはビザには「出生地」が登録されていて、データーベースには「出生地、本籍」と出るようにしてもらいました。
出生地と本籍が別な都道府県の場合には、事前に日本にあるドイツ大使館に聞いてみるのも良いかもしれません。書面にしてもらうのもいいかと思います。
とは言え、お役所。答えてくれるかどうかは不明です・・・。
ドイツの外人局に聞いても、事情を知らない人がほとんどだと思うので対応してもらえない可能性が高いです。

この作業に2週間近くかかりました。
トラブルになる前に準備をしておくと良いでしょう。
もうそろそろ、世界スタンダードを作ってほしいなぁ、と思うのですが無理なんでしょうねぇ・・・。

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