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ドイツでカメラのメンテナンス

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趣味でカメラでの写真撮影や動画撮影を行っています。
被写体は子供。
公園に行ったり、遊園地などのテーマパークでも使用頻度が多いのですが、段々汚くなってきます。
カメラ機材は、レンズの取り外しが可能なカメラを使用していて、気を付けて使用していてもゴミが入り込んできてしまいます。

以前子供撮影を外で行っていて、動画で撮影していたら黒い点がずっと見えているのが気になっていました。
調べてみると、カメラのレンズを取り外した時に混入してしまう「ごみ」だったことが分かりました。
自分自身でセンサーの掃除を行うことも可能なようなのですが、不安だししっかりと掃除をしてもらいたかったので、プロに頼むことにしました。


空を撮影して、センサー部分のごみが見えやすいようにした写真がこちら。

左半分に見える黒い点々がすべてゴミ。かなりの量です。
右側にも結構ゴミがありました。
写真撮影後に一つずつ取り除くことも可能ではあるのですが、面倒です。
動画撮影においては、除去すらできません。せっかく撮影した動画が台無しになることも。

カメラの設定を少しいじって、このようにゴミを目立たせる撮影をして確認が出来ます。
各社名称の違いなどはありますが、「絞り優先」にして、「F」もしくは「f」の横の数字を「20」や「22」にセット。シャッターボタン付近にあるダイヤルを回すと数字が大きくなったりします。
その後、青空を撮影。青空を撮影すると黒い点がよく分かる写真が出来ると思います。
天気がいいときに撮影をすると、ゴミがある場合に目立ちますしすぐに気づきます。

パソコンに取り込んだりして隅々まで見回してみてください。
黒い点があったら、大抵の場合センサーについてしまったゴミです。

「Sensorreinigung」で検索をすると調べられます。

ドイツ内ではいくつかの有名な会社があります。
https://www.fotokoch.de/sensorreinigung.html
https://www.calumetphoto.de/customer-service/sensorreinigung
https://www.foto-leistenschneider.de/foto/de/service/sensorreinigung/
http://kameraservice.com/beauftragung-kamera-sensorreinigung/

検索をするとほかにも出てきますが、これらの会社は比較的有名なのではないでしょうか。
地域により、これら以外が有名なところもあるかもしれません。

僕の場合は、fotokochへ持ち込んでみました。
以前からお店自体は見かけていましたが、行くのは初めてです。まぁまぁ遠いですし。

本体を持って行って手続きをしました。
2日後に受け取り可能とのことで、預けて帰宅。
預ける際には、バッテリーやSDカードなどを抜きとり、持ち帰るように言われました。
(正直、このときちょっとした不安がありました)
指定された日に受け取りに行きました。お値段は35ユーロ。

レンズやバッテリー、SDカードを持参して試し撮りをしましたが、店内は明るくないし明るくしてくれない。
外は天気が悪かったので、試し撮りをしてしっかり確認が出来なかったのですが、どうせお金はとられるので支払いをして帰宅。

数日後天気が良くなったので、青空を撮影してみたら、大体のごみは除去できているようですが、まだ残っている。
それも素人カメラマンが見てもすぐにわかるようなもの。
多分試し撮りなどをして確認作業を行っていないのではないかと思われます。
文句を言いに行っても多分何もしてくれないだろうから、時間をかけて調べてみることにしました。

いくつかのサイトでBlende1Nullという会社の評判がよさそうだったのでチェック。
ここでは、一眼レフ・ミラーレス一眼・コンパクトデジタルカメラのセンサークリーニングを行っているようです。コンパクトデジタルカメラはレンズ部分と本体部分を分けることが難しくセンサーにゴミが入ったりしたらもう諦めないといけないものだと思っていましたが、コンパクトデジタルカメラのセンサークリーニングも出来るんですね。

評判もいいようでしたし、申し込みをしてみることにしました。
僕の保有しているカメラはミラーレス一眼なので、上記サイトの一番左。
ニコンやキヤノンなどのの一眼レフの場合は真ん中になります。

内容を見てみると、センサークリーニングに加えて、カメラ全体のクリーニングや往復の送料、レンズのクリーニングまでがお値段に含まれています。
そう考えると、安いように思います。

自分のカメラに合わせてクリーニングの種類を選択すると、情報を入力する画面に移るので、必要事項を入力していきます。
僕の場合には、いつも使用しているレンズやSDカード、カメラのキャップなどを同胞しておきました。
バッテリーは100%にしておくことと、カメラ本体から外しておくことが書かれてあります。
SDカード内には、ゴミが沢山写った写真も入れておきました。確認してくれるかどうか分かりませんが、一応入れておいてみました。
箱などは自分で用意する必要があります。また、カメラを守るために衝撃吸収材も必要です。
僕の場合には、通販で買ったときの箱や衝撃吸収材を保存しておいて、再利用しました。

必要事項を記入後、メールで箱に貼るラベルと契約書がPDFファイルで送られてきます。
プリントアウトをして契約書にサイン。カメラと一緒に同胞して、ラベルを箱に張り付けて郵便局へ。

1週間もしないうちに届きました。
カメラは新品のようにピカピカに綺麗にされていて、満足。
レンズを取り付けて、電源を入れて、サンプル写真がないかどうか確認すると、清掃をしてくれた人が試し撮りした写真がSDカードに残っていました。
数枚残っていたのですが、最初はゴミが写りこんでいる写真が。多分、掃除した後に確認したのかと思われます。
最後の写真は、ゴミが見当たらない写真でした。
表示拡大をして隅々を見てみても、ゴミは見当たりませんでした。

レンズもピカピカ。
レンズ内も清掃してくれているようで、気持ちがいいです。
カメラ本体とレンズはビニール袋に入れられていて、送った時と同じ箱で同じように入れられて返ってきました。
最初のところでは残念な気持ちでしたが、Blende1Nullでは満足です。
箱の用意などはありますが、仕事内容を考えれば大したことはないかと思います。

「とても満足」しています。
数日後、知り合いからセンサークリーニングについて聞かれたのですが、迷わずにBlende1Nullをおススメしておきました。2社しか試していませんが、1社目は今後誰にも勧めることはないでしょう。

今後、冬休みの旅行などでカメラを持っていく機会があると思いますが、失敗写真を持って帰ってくる前に一度センサークリーニングをしてみるものいいかと思います。

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